三菱電機稲沢製作所 エレベーター試験塔SOLAE(ソラエ)を見学

三菱電機稲沢製作所 エレベーター試験塔SOLAE(ソラエ)を見学

三菱昇降機マザー工場である三菱電機稲沢製作所の見学に参加して参りました。

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スパイラルエスカレーターには高度な技術がたくさん詰め込まれおり、通常50日くらいの設置期間が200日、かかるそうです。エスカレーターのサイズが決っているので、建物のサイズに合わせてエスカレーターを作るのでなく、スパイラルエスカレーターのサイズに合わせて建物を設計するのだとのこと。

 

 

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SOLAE(ソラエ)。

高さ 173.0M。 い・な・ざ・わ 。  1F – 3F、3F – 39F、39F – 42F と 3回、 エレベーターを乗り継いで、最上階までいきます。

 

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10円玉が本当に、動きもしなければ、倒れもしませんでした。

 

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南西方面。生憎の曇り模様。旧試験塔を見下ろしています。

 

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南東方面。(名古屋方面)

 

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北東方面。JR稲沢駅が左端に見えます。

 

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北西方面。

真ん中やや右上辺りに、はだか祭りで有名な国府宮があります。古代オリンピックが裸で行われていてたことなど共通点があり、稲沢市はギリシャのオリンピア市と姉妹都市を提携しているそうです。

 

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巻き上げ機。

これだけでエレベーターを巻き上げています。

 

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風ゆれ対策用制振装置。

風で試験塔が揺れると正確な開発データが取れないそうです。バネがいっぱいありました。制振装置室を展望台にしているので塔の最上部での景色が楽しめるのだそうです。

 

 

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エレベーター1号機も展示されていました。

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当時の操作版。

当時は訓練を受けた人が目視でレバーを操作し、各階にエレベーターを停めていたそうです。その名残りがエレベーターガールなのだそうです。

 

他にも、建設の際に地下を60Mも掘った話しや、真偽は定かでないそうですが、万が一倒れたとしても敷地内に倒れるよう左右の強度が異なっている話しや、わざと東西南北をズラして建てられている話しなど、大変興味深い時間となりました。

 

 

昼食後は本来の目的の今期活動方針説明会に参加し、業者としてしっかりと役割を努めていこうと気持ちを引き締めて参りました。

 

 

 

 

 

 

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